Activities

現在奈良医大ESSはDaily、Speech(スピーチセクション)、Debate、BMC、OC(オーラルコミュニケーション)5つのセクションを軸に活動しています。これらは基本的に教養教育校舎2階のゼミ室での活動がメインとなります。また、WJEMA(西日本医科歯科薬科学生ESS連盟)などを通じて他大ESSとの交流を図っています。

 

Daily‥

昼休みやゼミ室を利用して行う種々の活動です。NO JAPANESE(英語しか喋らない)の原則のもとでゼミ室で、昼食をとりながら英語で雑談をしたり、時間の許す限り様々なゲームをしたりして活動をしています。このセクションは部活のベースとなるものなので、一回生部員は一週間に一回以上、二回生から四回生は2週間に一回以上このセクションの活動に参加する義務を負います。

 

留学経験のある先輩やネイティブの先生たちと会話してどんどん英語が話せるようになります!

Speech‥

種々の大会に出場し、他大学との交流を深めたり、プレゼン力や発音の質を向上させることを目的としたセクションです。活動は大会へ向けての練習のみですが、参加者全員で内容を吟味し合うのは非常に充実していて絆も深まるものです。時に外部講師や教授が発音や内容をチェックしてくださいます。

Debate..

Debateとは、簡単に言いますと、「英語を使ってJudgeである第三者を説得するゲーム」です。WJEMAでは、Academic DebateのPolicy Debateを採用しており、これはAffirmative(肯定側)とNegative(否定側)に分かれ、日本政府の政策(「日本政府は死刑を廃止すべきだ」など)について英語で議論し、最終的に第三者であるジャッジが判断して勝敗を決めます。そこでさまざまな能力を鍛えることができます。

 

①まずは説得するには英語をしゃべることが不可欠です。よって英語力があがります。

②きちんとした論理に基づいた議論が要求されるので、論理的思考力が養われます。

③自分の意志とは関係なく肯定側、否定側になるので、常に肯定、否定の両側から考えなければなりません。よって客観的な視野が身に付きます。

④自分のいいたいことを第三者に簡潔にわかりやすく説得力をもたせて説明するので、プレゼンなどの役に立ちます。

 

このようなことをディベートを通じて学んでいくことができます。みなさんどうぞ挑戦してみてください。

 

BMC‥

BMCとは、Basic Medical Conferenceの略で、基礎医学の分野から毎年あるテーマが選ばれ、それについてスライドを用いて英語でプレゼンを行う大会です。毎年夏に開催されます。内容が基礎医学なので、ある程度医学の知識を必要とします。採点は英語のスピーチやスライドのデザイン、構成だけでなく、分析、説明、論理性が十分かどうか多くの項目にわたって総合的に行われます。また、発表後にジャッジから発表者への質問があり、それも採点の対象となります。BMCに出場するための準備を通じて、医学英語の知識はもちろんのことながら論文の読解能力、プレゼン力など、将来医学だけでなく生命科学分野の最先端で働く皆さんにとって必ず必要な能力が鍛えられることでしょう。

ですが…基礎医学の知識が必要な種目なので、三回生以上の人がメインとなるということで...2016年度は大阪大学MESSさんに教えてもらいながら合同で大会に出場しました。

2017年度からは奈良医大単独チームで出場します!!!

MBC..

Molecular Biology of the Cellの略笑。医学の基礎となる細胞分子生物学を一回生が中心となって英語版の教科書を用いて学ぶ(リッピンコットを使用しております)活動です。教科書のコピーはこちらが用意します。週一回教養教育棟の講義室にて、自分の担当範囲の英文を読んできて内容を発表するという活動を行っております。生命科学分野の語彙や表現の使用、発表するという行為そのものに慣れることを目的としております。我が部活一押しの活動です笑。

OC‥

OCとはOral Communicationの略で、様々な方法で英語に触れることを目的としたセッションです。内容は映画鑑賞、洋楽のディクテーション、英語ニュースの聞き取り、ゲーム、メディアの記事についてもディスカッションなど多岐にわたり、有志による企画形式で運営しています。また、長期期間中にパーティーなどのイベントを不定期開催したり、留学生との交流、ご飯会等々様々なイベントで懇親を深めています。最近ではCooking OCという名で、英語のレシピを用いてゼミ室で料理をするという活動が行われています。

 


また、教授室(ゼミ室の隣)にボルスタッド教授がいらっしゃる時は、NO JAPANESEの原則の下で部員はいつでもゼミ室を利用することができます。もちろん、内容がNO JAPANESEならばTVも使用することができます。なんてアットホームな空間なんでしょう。